4月初旬から札幌・函館・小樽・胆振の4支部にて安全インテグリティ講習が行われました。
安全対策委員会 仲澤一也委員長の報告書をアップいたします。

【札幌支部 安全インテグリティ講習 報告】 

4月6日(土)に、札幌支部総会(於ウィステリアホール)の中で、安全対策とインテグリティの研修会を行いました。参加者は30名ほどでした。前半のインテグリティと、コーチングの部分を山内委員長が、後半の安全対策とグループワークを仲澤が行いました。トータルで40分位でした。スクールから高校・大学・クラブまで、幅広いカテゴリから参加者があり、それぞれの立場で起きやすい問題やリスクなどについても、例示しながらお話をすることにより、最後のグループワークまで主体的に参加いただけた印象です。グループワークでは、他会場と同じように賛否いろいろな意見がありましたが、「相手を挑発するような行動」は総じて否定的でした。ぜひとも、今回のような内容を自チームの中で、選手も参加して考えて頂く機会を持つようにお願いをしました。

【函館支部 安全インテグリティ講習 報告】

4/14(日)の14:00すぎから、函館支部総会での安全インテグリティ講習を、オンライン(zoom)で開催しました。対面ではないことも有り、参加者の反応はしっかりと確認できませんでしたが、インテグリティの重要性、チームでコーチがインテグリティを伝達する事が必要であること、安全対策重点項目について、お話しをしました。参加者は20名で、時間を30分強で実施しました。また、グループワークは、現地でも音頭を取っていただき、グループで話し合い、年代や立場によって様々な意見が出され、今回の目的である、自分たちでインテグリティを考える、事ができたと感じました。最後に、これを機会に、チームに持ち帰って同様のインテグリティ関連のグループワークを実施してほしい旨、選手の保護者や関係者へも、情報発信をしてほしい事を強調してお話しさせていただきました。

【小樽支部 安全インテグリティ講習 報告】

4月28日(日)に小樽からまつグラウンドクラブハウスにて、総会に併せて安全インテグリティ講習会を開催しました。
参加者は15名でした。

NPO法人化されてから、初めてからまつグラウンドに伺い、子供から大人まで多くの方とともに、グラウンド開きに参加し、グラウンドのゴミ拾いなどをお手伝いさせていただきました。
その後、講習でお話をさせていただきましたが、
インテグリティという単語はよく聞くが、自分たちでここまで考えてみたことは無かった、などの意見もいただき、ラグビーの価値を高めることや、Jrを含めた若い選手たちにも伝えていくことが大切であることを話し合うことが出来ました。

【胆振支部 安全インテグリティ講習 報告】

5月19日(日)17時〜、苫小牧市住吉コミュニティセンターにて行いました。
支部総会に合わせて開催させていただき、参加者は7名でした。

インテグリティの重要性、コーチがチームにおいてインテグリティを伝える上で重要な立ち位置であること、安全対策の重要性と選手登録や傷害報告に関してなどについてお話し、最後にインテグリティに関するグループワークを行いました。全体で35分程度でした。

グループワークでは2組に分かれて、「トライ後の喜びの表現」「挑発行為」について、他支部と同じように討議と発表を行っていただきました。
「個人的にはトライ後は黙々と自陣にもどる方が良い」「喜ぶのは良いが、品位に欠ける行為は良くない」などの意見が出ました。
インテグリティについて、ただ教えられる・話を聞くだけでなく、当事者のこととして考えることの重要性をお伝え出来たのではないかと思います。

安全対策委員長 仲澤一也